袋1つで!昔ながらのしょっぱい梅干し作り

レシピ

こんにちは。

雨の多い時期になりました。6月半ばといえば、梅仕事をする季節!

近所のスーパーでは、青梅だけでなく、黄色く熟した梅も出てきています。

青梅は、梅ジュースや梅酒を作りに使われますが、梅干しには熟した梅。

ジップ式のビニール袋で手軽に作れるので、梅干しは毎年仕込んでいます。

我が家の梅干しは、昔ながらの塩分しっかり効かせた、しょっぱいやつ。
赤じそを使わず、塩だけで漬ける、白干しタイプを作っています。

今年も、娘と一緒に作ってみたので、記録します。

道具も、材料も少なく、15分くらいで完了!

一人で作ると、無心になれますし、子どもと一緒にわいわいやるのも楽しいですよ!

材料と道具

梅(黄色く熟したもの) 1kg

塩(梅の重量に対して16~18%)160~180g

食用消毒アルコールスプレー(焼酎、ホワイトリカーなどアルコール35%以上のものでも◯)

大きめのボウル 

大きめのザル

竹串(子どもには爪楊枝(つまようじ)がおすすめ)

ジップ式のビニール袋(Lサイズ) 

ポイント1梅干し用の梅は、全体が黄色っぽくなって、熟したものを選ぶ

青い梅だと、身の固い梅干しになってしまいます。
もし購入した梅が、まだ青くて固かったら、ダンボールや新聞紙の上に広げて、風通しの良い場所で保管すると、黄色くてやわらかくなってきます。

ポイント2:食塩濃度は高いほどカビにくく、保存が効く

世の中には、減塩タイプの梅干しもたくさん出回っています。
でも塩分を減らすということは、保存性も低くなるということ。
そのため、食塩の他に糖分や保存性を高めるものを添加したり、冷蔵保存が必要になってきます。

反対に、塩分を高めにすると、カビにくくなりますし、仕上がった後に常温で長期保存できます。

私は、素朴な梅の味をしみじみと味わえるしょっぱい梅干しが一番好きなので、いつも16~18%くらいで作っています。

作り方

1.梅をボウルに入れてさっと洗い、全部が浸るくらいに水に浸しておく(30分~1時間程度)

2.ザルに上げて、キッチンペーパーで水気を拭き取る

3.竹串(または爪楊枝)で、梅のヘタを取る(梅の実を傷つけないように気をつけて!)

4.水気のないボウルに梅を入れて、軽量する

5.梅の重量に対して必要な食塩を測っておく

6.ビニール袋の内側に、アルコールスプレーをかけて消毒し、4の梅の半分、5の食塩の半分を入れて、梅のなり口(ヘタが付いていたくぼみの部分)に食塩が回るように動かす※

7.残りの梅と食塩を入れて、6と同様になり口に食塩がつくように動かしたら、ビニール袋の封を閉じる

8.風通しの良い日陰で、梅雨明けまで保存する

※梅のなり口からカビやすいので、食塩がしっかり行き届くように!

続きの作業その1:干すまで

梅を梅酢に浸かった状態を、干す日まで保つ

早ければ翌日から、梅酢が上がってきます。

梅酢とは、食塩によって出てくる梅の水分で、梅をカビから守ってくれます。
時々チェックして、もし梅酢に浸かっていない梅があったら、位置を動かします。

梅酢に梅がしっかり浸っている状態を保つようにしましょう。

続きの作業その2:干す

雨の予報が数日ない、カンカン照りの夏日を選んで干します。

1.ビニール袋から梅を取り出し、野菜ネットなどに、一つずつ間隔を空けて置く
2.1を日の当たる場所に干す

参考に、去年の写真です。

夜露や雨に濡れる心配がなかったら、屋外に干しっぱなしでOKです。
干している間は、殺菌の意味で、梅を裏返してたっぷり日が当たるようにしましょう。

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