こんにちは。
皆さんは白味噌を使ったことはありますか?
白味噌は通常、米麹と大豆、食塩を原材料にして作られます。味噌や醤油など大豆を使った発酵調味料は、大豆アレルギーの方でも反応が出にくい食材と言われていますが、中には症状が出てしまう方もいらっしゃいます。
そこで、大豆の代わりに米やそら豆などを使った商品を作っているメーカーもあります。
白味噌にも大豆不使用のものがあり、その1つが金沢ヤマト醤油味噌の「白糀漬の素」です。こちらは魚や肉を漬け込んだり、野菜おかずの味付けや、味噌汁のコク出しに使ったりと、幅広く使える万能調味料です。
今回は、そんな「白糀漬の素」をピックアップして、特徴やおすすめのレシピをご紹介します。
白味噌
白味噌は、発酵期間がとても短い味噌です。通常の味噌が半年以上かけ発酵させて作られるのに対して、白味噌は夏だと半月、冬でも1ヶ月ほどで作られます。
なぜ短期間で完成するのかというと、麹をたくさん使って発酵を促しているからです。
通常の味噌の配合 大豆:麹=1:1 白味噌の配合 大豆:麹=1:2
このように白味噌は、通常の味噌に対して2倍量の麹が使われているため、早く完成するのですね。
大豆を使わない白味噌「白糀漬の素」
金沢ヤマト醤油味噌の「白糀漬の素」は、大豆の代わりに、玄米を使って作られる白味噌です。
米麹の甘みと、玄米の濃厚な味わいが調和しています。
塩糀と甘酒を混ぜたようなコクがあり、とてもなめらかなペースト状になっているので、食材を漬け込みやすくなっています。
原材料:米こうじ(国内製造)、玄米、食塩/アルコール
商品の原材料表示より
原材料を見ると、米麹、水、塩からできている塩麹にも似ています。
ただ塩麹には精白された白米が使われるのに対し、「白糀漬の素」は玄米が使われているので、より風味やコクのある調味料になっています。
大豆不使用の醤油代わりに使える発酵調味料については、こちらもご覧ください。
白糀漬の素の基本的な使い方
魚や肉などを漬け込みや、野菜の漬物やサラダのドレッシングに使っても美味しいです。
また味噌汁に使うと、とても上品な風味に仕上がりますよ!
魚や肉を漬け込む場合は、同量の水と合わせてあらかじめ漬け込んだ食材を、グリルやフライパンで焼くだけです。
焦げやすいので、キッチンペーパーで軽く拭き取ったり、アルミホイルなどをかぶせたりしてから焼くときれいに仕上がります!
【基本的な分量】
魚または肉 100g
白糀漬の素 大さじ1
水 大さじ1
常温で9ヶ月保存できます。開封後は要冷蔵です。
ここからは、白糀漬の素を使ったレシピを2つご紹介します。
どちらも少ない材料で、手軽にできるので、良かったらお試しください!
鶏むね肉の白糀漬の素 de キャベツの蒸し煮
【材料】4人分
鶏むね肉 2枚(約600g)
白糀漬の素 大2
キャベツ 1/3玉(約300-350g)
しめじ 1パック(約150g)
酒 大2
水 1/2カップ(100g)
【作り方】
1.鶏むね肉と白糀漬の素をポリ袋に入れ、よく揉み込み、冷蔵庫に入れておく(半日程度)
2.キャベツを食べやすい大きさに切り、しめじは手で割いておく
3.鍋にキャベツ1/2量と、しめじ全量を敷き詰め、漬け込んでおいた鶏むね肉、キャベツ1/2量の順に乗せる
4.酒、水を回し入れ、蓋をして中火にかける
5.沸騰してきたら火を弱め、15分程度加熱し、中心まで火が通ったら火を消す
6.そのまま15分ほど蒸らしたら完成
白糀漬の素で旨味たっぷり!卵・乳・大豆不使用のポテトサラダ
マヨネーズを使ったものとは一味違う、コクがあるのにさっぱりと食べられる、おすすめのポテトサラダです。
一般的に、マヨネーズの代用品を手作りするレシピでは、ヨーグルトや豆乳などが使われていますが、このレシピでは卵も乳製品も大豆も使いません。
お好みで、塩ゆでしたブロッコリーや、塩もみきゅうりを加えてください。
【材料】4人分
じゃがいも 大2個(約480g)
人参 小1/2本(約80g)
玉ねぎ 中1/2本(約100g)
★オリーブオイル 大1(12g)
★酢 大1(15g)
★白糀漬の素 大1(10g)
【作り方】
1.じゃがいもを1cm幅にスライスして水にさらし、500Wで6分ほど加熱、竹串が通るくらい軟らかくなったら、熱いうちにつぶす
2.人参は2mm程度の幅で好みの形に、玉ねぎは薄切りにして、500Wで2分ほど加熱し、冷ましておく
3.大きなボウルに、1と2、★の調味料を入れて、よく混ぜ合わせたら完成
白糀漬の素を使った、時短料理の追加記事はこちらです。
まとめ
金沢ヤマト醤油味噌の「白糀漬の素」は、大豆不使用の白味噌です。魚や肉の漬け込みや、野菜おかず、味噌汁など幅広く使えるので、大豆アレルギーのでない方にもおすすめの万能調味料です。塩麹のように様々な食材と組み合わせて、アレンジを楽しんでみてください。
コメント