美味しい!失敗しない!米粉で作るパン、麺、お菓子のおすすめレシピ本

アレルギー

こんにちは。

ふんわり、もちもち、ツルツル。パン、パスタ、うどんなど、私たちの周りには小麦でできた食べ物がたくさんあります。小麦粉は、調理法によって様々な食感に変化し、日々の食事を豊かにしてくれていますよね。
でも小麦アレルギーがあると、小麦製品は食べられません。小麦アレルギーは、3大アレルギーの1つで、子どもに発症率の高い食品ですが、実は、20歳以上の成人で初めてアレルギーを発症する食材のトップでもあります。
最近お子様にアレルギーがあるとわかった方や、ご自身が発症した方は、それまで食べ慣れていたパンが食べづらくなったり、麺類を食べたくても我慢したりして、強いストレスを感じていらっしゃると思います。


そこで、小麦アレルギーがあっても、美味しいパンや麺を子どもに食べさせてあげたい方、家族みんなで楽しみたい方へ、おすすめの米粉で作るパン・麺・お菓子のレシピ本をご紹介します。

米粉の特徴

米粉は、小麦とは違う特徴があります。

  • グルテンがない
  • 生地がダマにならないので、生地を混ぜすぎる心配がない
  • 給油率が低い

これらの特徴を理解し、目的に合った米粉を選ぶことで、小麦で作るのと同じくらい美味しい料理やお菓子を作ることができます。

米粉の特徴、用途別の選び方の詳細はこちらをご覧ください。

おすすめのレシピ本

「作業時間10分 米粉100%のパンとレシピ サクッと手作りグルテンフリー」 高橋ヒロ著 イカロス出版

これは、自身の子どもに小麦アレルギーの疑いがあったことをきっかけに、米粉パン作りを始めた著者による、米粉パンのレシピ本です。
最近は、店頭でもいくつかの米粉が並ぶようになり、どれがいいのか迷ってしまいますよね。本著では、まず、手に入りやすい米粉を複数比較して、それぞれの特徴とどんな料理に向いているかがまとめられています。
そして基本の食パンの作り方が、1ステップごとに写真付きで、初心者でもわかりやすく説明されています。また、ピザやベーグルといった応用レシピのほかにも、米粉で打つ麺、焼き菓子まであり、この1冊あれば米粉で食事もおやつも作れるお得なレシピ本です。
注意)一部に、大豆製品、そば粉、くるみ、乳製品、卵、鮭、エビ、カニ、ごま、魚卵、カシューナッツ、アーモンド、キウイ、りんご、バナナを使用したレシピがあります。

「米粉ランチ―パスタに、チヂミに、どんぶりになる米粉のレシピ40 単行本」サカイ 優佳子、田平 恵美著、農山漁村文化協会

この本は、お米を炊いた「ごはん」の代わりになる米粉料理のレシピが載っています。忙しい朝や、帰りが遅くなった日の夕食などでも、満足感があって簡単に作れるレシピばかりです。中でもおすすめは「米ストレッペ」です。ストレッペとは、イタリア語で手打ちパスタのことです。麺のように細長く成形する必要がなく、1ボウルでこねるだけなので、お子様と一緒に作るのもおすすめです!和・洋・中・エスニックと、味のバリエーションがつけやすいのも魅力です。

注意)一部に、乳製品、牛肉、ごま、大豆製品、卵、鶏肉、豚肉、魚卵、イカ、エビ、落花生を使用したレシピがあります。

「フライパンでできる米粉のパンとおやつ」多森サクミ著 立東舎

この本に出てくる米粉パンは、タイトル通り、フライパンだけで完成してしまいます。シンプルなものから、具の入ったもの、そしてなんとスポンジケーキまであります。基本は、ドライイーストを用いて発酵させるタイプですが、発酵不要のレシピ(ピザ、蒸しパン、パンケーキなど)も載っています。米粉のパンを作ってみたいけど、オーブンは使いたくないな、もっと手軽に作りたいな、という方におすすめです。
注意点:豆乳や豆腐を使用したレシピが複数あります。

「米粉だから作れる とびきりおいしい焼き菓子 小麦・卵 乳製品ゼロ」多森サクミ著 家の光協会

マフィン、クッキー、タルトまで、米粉でこのお菓子まで作れるんだ!と驚くほど、多彩なレシピが載っています。中には炒りぬか、ひよこ豆粉を使った変わり種もありますが、ボウルを使わないので洗い物も少なく、気軽に作れる焼き菓子ばかりです。
注意点:マフィンやパウンドケーキなどに豆乳、クッキーやスコーンなどにアーモンドプードルが使用されています。

米粉は、その特徴を踏まえて目的に合った米粉を選ぶことで、小麦製品に負けないくらい美味しい料理やお菓子が作れます。また、小麦粉のように生地の扱いに気を遣わなくてよいのも魅力です。

今回ご紹介したレシピ本は、初心者でも失敗せずに美味しく仕上げるコツがわかりやすく書かれています。気になるものがありましたら、お手に取ってみてくださいね。
安心して楽しく美味しく食べられるもの、一緒に食べられる人の輪が広がりますように。

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