こんにちは。
我が家がとても楽しみにしている秋の味便り。それは柿です。
佐渡の友人がご家族で営まれている、吹上農園さんから、柿を送ってもらっています。
吹上農園さんは、新潟県の佐渡島で、おけさ柿(種のない新潟県のブランド柿)と、
洋梨ル・レクチェを生産、販売されている農家さんです。
![](https://isshoni-tabeyo.net/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/a9f049d67f5d6f81547bd1dd9b10d6fd.jpg)
渋がない、すぐに食べられる柿も販売されているのですが、我が家は渋柿を送ってもらい、一部を渋抜きして生で、残りは干し柿にしていただいてます。
そして10月末、今年もダンボールいっぱい立派な柿が我が家に届きました。
容量10キロ、全部で48個!今年は、8個だけ渋抜きし、残りの40個は干し柿にしました。
昨年は、渋抜き期間を長くし過ぎて、かなり熟して失敗してしまったので、今年は期間を最小限に抑えました。
結果、大成功!
たったの1週間で、見事に渋が抜けて、美味しい柿になりました。
1年に1度の作業なので、忘れないよう、短い期間でも簡単に渋を抜き、美味しく柿を食べる方法をここに記録します。
また昨年に引き続き、軸がない柿で干し柿を作る方法も、メモしておきます。
昨年の記録はこちら
渋柿の渋抜き方法
![](https://isshoni-tabeyo.net/wp-content/uploads/2022/11/渋抜き用の柿-1024x768.jpg)
【材料と道具】
・渋柿
・布
・飲用アルコール(アルコール度数が35%以上のもの)
・小ボウル
・ビニール袋
・ダンボール
【方法】
1.渋柿を布で拭く
![](https://isshoni-tabeyo.net/wp-content/uploads/2022/11/渋抜き前の柿とふきん-768x1024.jpg)
2.ボウルにアルコールを入れて、柿の葉の部分を浸す
![](https://isshoni-tabeyo.net/wp-content/uploads/2022/11/渋抜き前の柿-863x1024.jpg)
3.ビニール袋に入れる
![](https://isshoni-tabeyo.net/wp-content/uploads/2022/11/渋抜き後の柿-768x1024.jpg)
4.ビニール袋の口をしばり、ダンボールに入れておく
![](https://isshoni-tabeyo.net/wp-content/uploads/2022/11/渋抜き後の柿ダンボール-894x1024.jpg)
5.1週間程度経って、ビニール袋の口を開き、柿の香りがほんのりしていたら完成
![](https://isshoni-tabeyo.net/wp-content/uploads/2022/11/渋抜き1週間後の柿ヨーグルト-768x1024.jpg)
軸ない柿でも簡単!ベランダでできる干し柿の作り方
![](https://isshoni-tabeyo.net/wp-content/uploads/2022/11/干し柿仕込みセット-1-1024x768.jpg)
【材料と道具】
・柿(渋柿でも甘柿でもOK)
・包丁
・まな板
・消毒用アルコールスプレー
・ネット(100均で売っている、水切りネット)
・荷造り用の紐テープ
【作り方】
1.柿の皮をむく(軸と葉は残す、できるだけ葉の裏も丁寧に取っておくと仕上がりがキレイ)
![](https://isshoni-tabeyo.net/wp-content/uploads/2022/11/干し柿皮むき後-768x1024.jpg)
2.ネット(下段用)にアルコールスプレーをして、柿を入れる
![](https://isshoni-tabeyo.net/wp-content/uploads/2022/11/干し柿ネットに1個-768x1024.jpg)
3.柿の軸の上で固結びをし、もう1つ皮をむいた柿を入れて、また固結びする
![](https://isshoni-tabeyo.net/wp-content/uploads/2022/11/干し柿ネットに2個結び-768x1024.jpg)
4.下段のネットと結び合せるため、上段のネットの下に結び目を作っておく
![](https://isshoni-tabeyo.net/wp-content/uploads/2022/11/干し柿ネット上段用-768x1024.jpg)
5.下段と同様に柿、結び目、柿、結び目を作る
![](https://isshoni-tabeyo.net/wp-content/uploads/2022/11/干し柿ネットに2個結び合計4個-1024x768.jpg)
6.下段のネット上部と、上段のネット下部を結び合わせる(きつく、3回くらいしっかりと)
7.合計4個の柿がつながったネットを2セット用意し、荷造り用の紐テープで縛る
8.物干し竿に引っ掛けて、すべての柿に日光がしっかり当たるような位置に調整する
![](https://isshoni-tabeyo.net/wp-content/uploads/2022/11/ベランダ干し中の柿-1-768x1024.jpg)
9.お好みの硬さに干す
今、我が家のベランダには、40個の干し柿がぶら下がっています。
秋晴れが続く予報なので、しばらくお日さまに当てて、ちょうどいい頃合いを見計らっています。
干し上がったら、また写真を追加してお知らせします!
【追記】完成した干し柿
1ヶ月干して、出来上がりました!
ベランダから取り込み、ジップ式の袋に入れて保存します。
1ヶ月ほど冷暗所で保存した干し柿は、白い粉に包まれています。この白い粉は、柿から出た糖分が結晶化したもの。低温で保存するほど、結晶が出やすくなるようです。
干しいもと同じですね!
![](https://isshoni-tabeyo.net/wp-content/uploads/2022/12/干し柿の完成-1024x768.jpg)
【試作】「柿クリップ」と甘柿で、干し柿を作ってみよう
「柿クリップ」という便利な道具があるってご存知ですか?
これは、軸がない柿がより干しやすくする優れもの。佐渡ではホームセンターなどで売られているそうで、友人がご厚意で送ってくれました。
今年の干し柿は終えてしまったので、スーパーで甘柿を買って、試作!
葉の生え際に食い込ませるようにして、クリップを留めて使います。
![](https://isshoni-tabeyo.net/wp-content/uploads/2022/12/干し柿用クリップ-768x1024.jpg)
これさえあれば、ネットを使わずに、きれいな干し柿が作れそうです。
来年からは、柿クリップを使って、干し柿作りに励みます!
なお、今回試した甘柿での干し柿は、ひたすらに甘く、実も柔らかい仕上がりでした。
![](https://isshoni-tabeyo.net/wp-content/uploads/2022/12/甘柿で干し柿-1024x768.jpg)
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