こんにちは。
健康志向の高まりから、注目されている甘酒。
海外でも “amazake” として知名度があり、いまはネットでも選んで買える時代になりました。
市販のものは手軽に使えますが、自分で材料から選びたいな!という方や、好みの甘さにして、オリジナルの甘酒を作ってみたい!という方には、手作りがおすすめです。
でも、甘酒を手作りしようとしている方の中には、できるだけ簡単な作り方、使い勝手の良さそうな道具を探されている方も多いのではないでしょうか。
そこで今日は、手作りしやすい米麹甘酒に注目して、手作りするメリット、必要な道具、作り方、使いやすいおすすめの商品をお伝えします。
手作りするメリット
- 好みの材料を選べる
- 発酵をコントロールすることで、好みの甘さにできる
- 酵素活性を促せる
米麹甘酒の材料は、米、水、米麹です。
とてもシンプルだからこそ、自分の好きな材料で、オリジナルの甘酒を作ることができます。
また市販品と比べると、手間と時間はかかりますが、発酵時間によって、自分好みの甘さに仕上げることができるのもメリットの一つです。
手作り甘酒のポイント
手作り甘酒で一番大切なことは、なんといっても温度管理です!
米麹がよくはたらき発酵が進む、55~60℃をキープすることがポイントになります。
また、発酵時間は甘さ加減に影響します。
8時間程度だとさっぱりとした甘さ、10時間を超えると急に甘味が強くなります。
必要な道具
- スケール
- 保温調理器
- 温度計
- 鍋
保温調理器には、次のいずれかを使います。
①ヨーグルトメーカー
②炊飯器
③保温調理鍋
④温度計(①の場合は不要)
この中で、一番簡単なのは、①のヨーグルトメーカーです。時間と温度の管理を自動で行ってくれるからです。
でも、ヨーグルトメーカーを買うのはちょっと・・・、という方も多いと思います。
そこで、ここでは多くの方が持っていると思われる炊飯器と、汎用性が高くておすすめの保温調理鍋のシャトルシェフを使ったレシピを紹介します。
簡単なので、小さなお子様が一緒でも作れますよ!
甘酒の作り方(炊飯器編)
【材料(作りやすい分量)】
米 :1合
水:5カップ
米麹:200g
【作り方】
1.「お粥モード」を使い、洗った米と水を炊飯器にセットし、お粥を作る
2.1の粗熱を冷まし、内釜に入れる
3.手で良くほぐした麹を入れ、保温ボタンを押す
このとき蓋はせず、内釜へ濡れ布巾をかぶせる
4.2時間おきにかき混ぜながら、55~60℃をキープして8~12時間ほど保温する
5.好みの甘さになったら保温をやめる6.清潔な蓋付きの保存容器に入れて保存する
甘酒の作り方(保温調理鍋シャトルシェフ編)
【材料(作りやすい分量)】
米 :1合
水 :5カップ
米麹:200g
【作り方】
1.洗った米と水を鍋に入れ、お粥を作る
2.1を60℃まで冷ます
3.手で良くほぐした麹を入れ、保温容器にセットし、4時間保温する
4.鍋を弱火にかけ、60℃になったら、再び保温容器に戻し、4時間保温する(※)
5.清潔な蓋付きの保存容器に入れて保存する
※ もっと発酵させたい場合は、また弱火にかけて60℃にしてから保温容器で保温します。
発酵時間はトータル12時間までが目安です。それ以上になると、酸味が出てきてしまいます。
保存方法と期間の目安
手作り甘酒の保存期間は、冷蔵で5日間ほど、冷凍で1ヶ月ほどになります。
使わない分は、100~200gくらいに分けてジップ式の袋などで冷凍しておくと便利です。
また、ペースト状にしてから保存すると、つぶつぶした状態よりも使い勝手が良くおすすめです!
我が家では、甘酒を作ったら、フードプロセッサーを使っています(写真)。
手作り甘酒におすすめの商品
伊勢惣 みやここうじ四角型 200g
この商品は、一度に使い切りやすいサイズです。
低温乾燥された麹のため、生麹よりも流通段階での傷みがありません。
また手頃な価格ながらも、しっかり発酵して美味しい甘酒ができるので、おすすめです!
タニタ 温度計 料理 防水 -50~250度 TT-508N スティック温度計
この温度計のイチオシは、丸洗いができるところです(「IPX7」というJS XC 0920 の規格)。検針部分しか洗えない温度計が多い中、これなら、衛生的に安心して使えるのでおすすめです!色は、レッド、イエロー、グリーン、ブルー、ホワイトの5色あります。
タニタクッキングスケール キッチン はかり 料理 デジタル 2kg 1g単位 ホワイト KF-200 WH
このスケールは、とても軽くてシンプルなデザインでおすすめです。数字が見やすく、2kgまで計量できるのも、使い勝手の良いところです。
サーモス 真空保温調理器 シャトルシェフ 2.8L (3~5人用) オレンジ 【調理鍋ふっ素コーティング加工】 KBJ-3000 OR
この保温調理鍋は、エネルギーを節約しながら調理できるすぐれものです。甘酒のほか、ヨーグルトも作れますし、カレー、煮豚、茶碗蒸しなどを美味しくできます。
我が家では特に、寒い季節に活躍しています。
保温時間に違うことができるので、子育て中のご家庭におすすめです!
今回は、甘酒を手作りするメリット、必要な道具、作り方、保存方法とおすすめの商品をお伝えしました。
材料選び、発酵時間をカスタマイズして、自分好みの甘さの甘酒を作ってみてくださいね!
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