こんにちは。
我が家がとても楽しみにしている秋の味便り。それは柿です。
佐渡の友人がご家族で営まれている、吹上農園さんから、柿を送ってもらっています。
吹上農園さんは、新潟県の佐渡島で、おけさ柿(種のない新潟県のブランド柿)と、
洋梨ル・レクチェを生産、販売されている農家さんです。
渋がない、すぐに食べられる柿も販売されているのですが、我が家は渋柿を送ってもらい、一部を渋抜きして生で、残りは干し柿にしていただいてます。
そして10月末、今年もダンボールいっぱい立派な柿が我が家に届きました。
容量10キロ、全部で48個!今年は、8個だけ渋抜きし、残りの40個は干し柿にしました。
昨年は、渋抜き期間を長くし過ぎて、かなり熟して失敗してしまったので、今年は期間を最小限に抑えました。
結果、大成功!
たったの1週間で、見事に渋が抜けて、美味しい柿になりました。
1年に1度の作業なので、忘れないよう、短い期間でも簡単に渋を抜き、美味しく柿を食べる方法をここに記録します。
また昨年に引き続き、軸がない柿で干し柿を作る方法も、メモしておきます。
昨年の記録はこちら
渋柿の渋抜き方法
【材料と道具】
・渋柿
・布
・飲用アルコール(アルコール度数が35%以上のもの)
・小ボウル
・ビニール袋
・ダンボール
【方法】
1.渋柿を布で拭く
2.ボウルにアルコールを入れて、柿の葉の部分を浸す
3.ビニール袋に入れる
4.ビニール袋の口をしばり、ダンボールに入れておく
5.1週間程度経って、ビニール袋の口を開き、柿の香りがほんのりしていたら完成
軸ない柿でも簡単!ベランダでできる干し柿の作り方
【材料と道具】
・柿(渋柿でも甘柿でもOK)
・包丁
・まな板
・消毒用アルコールスプレー
・ネット(100均で売っている、水切りネット)
・荷造り用の紐テープ
【作り方】
1.柿の皮をむく(軸と葉は残す、できるだけ葉の裏も丁寧に取っておくと仕上がりがキレイ)
2.ネット(下段用)にアルコールスプレーをして、柿を入れる
3.柿の軸の上で固結びをし、もう1つ皮をむいた柿を入れて、また固結びする
4.下段のネットと結び合せるため、上段のネットの下に結び目を作っておく
5.下段と同様に柿、結び目、柿、結び目を作る
6.下段のネット上部と、上段のネット下部を結び合わせる(きつく、3回くらいしっかりと)
7.合計4個の柿がつながったネットを2セット用意し、荷造り用の紐テープで縛る
8.物干し竿に引っ掛けて、すべての柿に日光がしっかり当たるような位置に調整する
9.お好みの硬さに干す
今、我が家のベランダには、40個の干し柿がぶら下がっています。
秋晴れが続く予報なので、しばらくお日さまに当てて、ちょうどいい頃合いを見計らっています。
干し上がったら、また写真を追加してお知らせします!
【追記】完成した干し柿
1ヶ月干して、出来上がりました!
ベランダから取り込み、ジップ式の袋に入れて保存します。
1ヶ月ほど冷暗所で保存した干し柿は、白い粉に包まれています。この白い粉は、柿から出た糖分が結晶化したもの。低温で保存するほど、結晶が出やすくなるようです。
干しいもと同じですね!
【試作】「柿クリップ」と甘柿で、干し柿を作ってみよう
「柿クリップ」という便利な道具があるってご存知ですか?
これは、軸がない柿がより干しやすくする優れもの。佐渡ではホームセンターなどで売られているそうで、友人がご厚意で送ってくれました。
今年の干し柿は終えてしまったので、スーパーで甘柿を買って、試作!
葉の生え際に食い込ませるようにして、クリップを留めて使います。
これさえあれば、ネットを使わずに、きれいな干し柿が作れそうです。
来年からは、柿クリップを使って、干し柿作りに励みます!
なお、今回試した甘柿での干し柿は、ひたすらに甘く、実も柔らかい仕上がりでした。
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